ミモザという名に込めた想い

店名である パティスリー ラ・ミモザの「ミモザ」とはミモザアカシアという樹木からとったもの。
日本では2~4月には小さな黄色のかわいらしい花が沢山咲きます。
店主がかつてフランスのニースを旅した際、ミモザ街道に咲く辺り一面黄色に染まるミモザの花を見て感動し、
いずれ店を出す時には「ミモザ」としようと思い名付けました。
また、ミモザの花を贈るとその人に幸せが訪れるという言い伝えがあります。
私達「ラ・ミモザ」は、花のかわりに皆様においしいケーキを提供出来たら…。
ケーキを通してひとときの幸せを感じていただけたら…。
と日々想いを込めてお店作りをしています。
シェフパティシエ

森本 幸義   もりもと ゆきよし

出身 愛知県半田市
趣味 料理、サーフィン
経歴 名古屋市内のホテルからケーキ職人を始める。
東京の有名ホテルで修行を積んだ後、全日空ホテル開業と共にスーシェフとして勤める。
岐阜県にあるハウスウェディングを立ち上げからシェフパティシエとして努める。
その後、独立。(現在のミモザに至る)

ケーキへの想い

 
素材へのこだわり
私が作るケーキは、1つのケーキに対して、実に様々な食材を使います。しかし、沢山の食材を使うことで、それぞれの味がぶつかってしまうと美味しさは半減するものです。全体の味を上手くまとめ上げることで、美味しいケーキとなります。
ケーキには、それぞれに合うクリーム、そしてスポンジがあります。チョコレートに関しては10種類ほどあります。そのため、クリームやスポンジ、チョコレートなどの食材をケーキごとに味を変えているのも、私のケーキ作りに対するこだわりの1つです。
アーモンドなどの食材は、産地にもこだわっているほどです。これだけのことをして、やっと納得したケーキが完成するのです。
ケーキ作りへの信念
取引先の方から、「どうしてそんなに忙しいのですか?」ケーキを作っているとよく言われます。
仕事の日はもちろん夜遅くまで、休みの日もそうですが、材料を仕込んでいるのです。
既製品の材料を使用していれば、仕込みも簡単に終わりますが、そうはしたくありません。
例えば、ケーキに少し使う材料ですが、コンフィチュール、プラリネ、小豆1つなど
にしても店で炊いているのです。
これは、自分へのこだわりでもあって、1つでも妥協を許せばいいものは作れないのです。
そんな信念から、「いつも忙しいですね」こんなことをよく言われるのです。
 

本物のケーキをとことん追い求める

新商品への取り組み
私がパティシエを始めてから、何十年も掛かって作り上げたケーキや焼き菓子などが店頭には沢山あります。しかし、それらのケーキばかりに頼ってはいません。いつも同じケーキばかり並んでいたらお客様は飽きてしまいます。だから、新商品の開発には、常に全力を注いでいます。
スタッフ全員での、店作り
「次回、来店した際は、また新商品が並んでいる」こういった店作りを目指しています。 そして、自分が食べて納得した物は、必ずお客様は分かってくれる。 そうすれば、お客様は次もまた店に来てくれる。 そして、ラ・ミモザは美味しさだけではなく、お客様が気持ちよく買い物が できる店作りをスタッフ全員が取り組んでいます。

こだわりのチョコレート

森本が、ベトナムのベンチェ地区にあるカカオ農園およびベンチェ・センターに視察に伺いました。ここでは、カカオの種まき、栽培、チョコレートの加工まで見学できます。ミモザではベトナムのカカオ農園で大切に育てられたカカオを発酵、乾燥、そしてチョコレートになった製品を使用しています。
カカオの木は、その大半が赤道付近に位置する高温多雨地域の小規模な農園で栽培されています。
カカオの木は、1年に2回、およそ80個のカカオポッド(カカオの実)を実らせます。通常、実を収穫できるようになるのは植えてから3年後であり、農園内での寿命は30~40年です。
パティスリー ラ・ミモザ
〒475-0962愛知県半田市岩滑高山町7-130-1
TEL 0569-89-7303
営業時間 10:00-19:00
定休日 月曜日・火曜日 ※祝日は営業